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盛夏の着物

2015.07.31

夏の着物は
着ている人も、その姿を見る人も涼しく感じることが大切
だからとても素材が豊富なんです
盛夏に夏の紬を着ませんか
一緒に科布(しなふ)の八寸名古屋帯を合わせて(^^)
紬は、『越後夏結城』
新潟十日町周辺で織られている夏の紬です
本場夏結城とは異なり機械織りの紬ですが
着心地やシャリ感の風合いはなかなかのものです
縦横糸とも強撚糸(きょうねんし)を使って細かいシボを作り
清涼感あふれる着心地に仕上っています
色ムラ、横段、たて筋、糸の節などが見られますが
それは熟練の職人さんの丹精込めた手作業の証しです
亀甲絣で葡萄の蔓(つる)模様を織り表した
品の良い涼しげな夏きものです(^^)

合わせているのは
科布の八寸名古屋帯
太鼓柄、前柄が粋です
科布のような自然布は
新しいうちは、ちょっと締めにくいかもしれませんが
永年ご愛用頂くうちに持ち主の手や体に馴染んで良い具合になるんです…(^^)
猛暑日が続いています
着た感じも、見た目にも涼しげな
盛夏の着物
夏だからこそ 粋に おしゃれに!