新着情報

志村ふくみ「母衣(ぼろ)への回帰」

2016.05.23

沖縄県立博物館で開催中の
文化勲章受章記念展『志村ふくみ〜母衣への回帰〜』
行きましたか?
うちの会長と社長と一緒に行って参りました
見事な作品にたいへん感動しましたo(^▽^)o
私ごときが志村ふくみさんを語るのはおこがましいので
展覧会の開催趣旨より抜粋いたしました
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
志村ふくみは、1924年(大正13)に滋賀県近江八幡市に生まれ、母・小野豊の影響で織物を始めました
1957年(昭和32)の第4回日本伝統工芸展に初出品で入選し、その後も受賞を重ねます
そして1990年(平成2)には、紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました
草木からの自然染料で染められた糸によって織り上げられた作品は、多くの人を魅了し、国際的にも高く評価されています
「民衆の知恵の結晶である紬の創作を通して、自然との共生という人間にとって根源的な価値観を思索し続ける芸術家」として、2014年(平成26)に第30回京都賞(思想・芸術部門)を受章し、2015年には文化勲章を受章しました
このたびの展覧会では、代表作を中心に、初期の作品から最新作までを一堂に展示することで、60年に及ぶ創作のあゆみを紹介するとともに、志村ふくみの魅力とその芸術の核心に迫ります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
植物の命をいただいて
紬織りを芸術の域にまで昇華させたパイオニア「志村ふくみさん」
故郷滋賀の琵琶湖の四季折々の自然
源氏物語といった日本の古典
フランス文学、ベートーベンのヴァイオリンソナタ
豊かな自然、様々な芸術作品を織物で表現しています
芸術の感性って繋がっているんですね
それに沖縄の夜空をテーマにした作品もありました
もうすぐ92歳を迎える現在も日々新しい作品を織り続けています
私が好きな作品は〜
「紅襲(桜かさね)」紅花、刈安、藍
  40年前に織られたとは思えないほど発色が良く、鮮やかでした

「若紫」 紫紺、茜
  この紫色好きです!  ほーっと見とれるほど。

「花群星(はなむるぶし)」 藍
  沖縄の夜空!? 方言ですし、花織でした。とても綺麗な藍色です

※作品集より
そんな素晴らしい作品を間近で見られて感動ですキラキラ 
沖縄で見られるなんて滅多に有りません
どうぞ、ご一見下さい♪赤
今週日曜日(5月28日)までです。お急ぎをびっくり