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平良敏子さんの芭蕉布

2022.07.14

とてもとても細い芭蕉糸で織られた『芭蕉布』

そよ風にもそよぐ軽さです。

通気性高く、肌にくっつかない、トンボの羽のような独特の色と風合い。

年中高温で湿度も高い沖縄だからこそ生まれた織物です。

 

材料である糸芭蕉を栽培することから始め、倒して、茎の皮を剥いで、炊き、繊維を取り出します。

そして、慎重で時間のかかる苧績み(うーうみ)

 

NHKの朝ドラ「ちむどんどん」で、仲間由紀恵さんが演じる、主人公の母が、

夜な夜な苧積みしていますよね😊

 

撚りをかけ、整経、染色、そしてやっと機織りに入ります。

やっぱり手織りです(^^)

 

織りあがったら、汚れ落としなどのために灰汁で煮るなどの仕上げに入ります。

そんなとても沢山の作業を全て手作業で行います。

 

沢山の芭蕉の木を育て、切り倒し

沢山の手間と時間をかけて織られたのが『芭蕉布』

 

写真は、喜如嘉の芭蕉布(国指定無形文化財)

芭蕉布を復興させた平良敏子さんの手仕事、着尺です

優しい儚げな絣柄

『藍三段組ヒチサギー』(沖縄方言で、『引き下げ』という意味)

天然の染料で染められています

琉球藍 車輪梅 車輪梅 相思樹 福木 マンゴー 茜

人間国宝、平良敏子さんが数年前の白寿展の際に織られた着尺です

琉球王朝時代、中国からの使者をもてなした『識名園』で催されました

このように細く品質の良い芭蕉の糸は採れにくくなって来ているそうです

その上、平良敏子さん、もう百歳を超えられました! すごいです!!

このような素晴らしい芭蕉布はもう世に出ることは少なくなっていくことでしょう。

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詳しくは、お電話またはDMでご遠慮なくお問い合わせ下さい😊✨