琉球紅型九寸名古屋帯 描かれている花は『エゴの花』です
沖縄本島北部のヤンバル(山原)の自然を中を観察、スケッチして、琉球紅型にデザインする天底びんがた工房の宮城友紀さんの作品です
いつも生き生きと自然を描いている素敵な作品ばかりです
宮城さんのお話😊
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「エゴの花は沖縄では寒い頃1月から3月にかけてよく見られ、高木で白い花をつけます
その花びらが通常5〜6枚のものが多いのですが、ときには7枚であったり、4枚しかなかったり、最大で9枚の花を見かけた事もあります
一晩で地面に落ち、その冬の寒い林道の中に、白い絨毯のように落ちた花々はとても白く輝いく、大変美しいです
花のあとは実がつきます
その実、エゴノミには毒があるそうで、むかし、漁師は魚を取るためにエゴノミを水中に入れ、そのエゴノミからの毒で魚を仮死状態にし弱らせて捕まていたそうです
実際にどのように捕まえていたかははっきりわからないのですが、
ある程度溜まった水の中にたくさんの実を入れたのかななどと想像し、水が溜まるような石の輪、流れる水、そして魚をデザインに入れています
そして、花や木の枝の中に、こっそり潜むのは、ザトウムシです
髪の毛のように細い手足で、周りを探るように動きながら動くことから、そのような名前がついているそうです
そして座頭虫(ザトウムシ)は千と千尋の神隠しの「釜じぃ」のモデルになっている虫です。
実際にヤンバルの林道を歩き、エゴの花を愛でているときに見た美しい景色をデザインにしています
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なぜ水溜りがあって小さなお魚がいるのかなと思ってたら
そんなストーリーがあったんですね🤭✨
前柄もとても可愛いですよ!
柄に長さもあるので結ぶ時に位置合わせも楽ですね
ただ今、特別価格となっています😊✨
藍色を基調にし、着物は明るい色からシックなものまで、コーディネートもしやすく楽しめる
素敵な琉球紅型名古屋帯 です😊✨