城間紅型工房さんへ
染め上がった琉球紅型の帯を取りに伺った時のこと
面白い作業風景に遭遇しました
琉球紅型の中でも天然の琉球藍だけで染めた
『藍型(えーがた)』
砂をかけていますか((((;゚Д゚)))))))︎
沖縄の海の砂
城間紅型工房十五代目、城間栄順さんが海へ行き、浜辺で細かいものから選んで拾ってきた砂だそうです
これを、型を置き糊をぬった部分にかけています
そして藍釜に生地を入れて染めた時
糊の部分が染まらないわけです^_−☆
でも藍釜に砂がだんだん溜まっていくので
そうなると藍釜は元気がなくなり
色がうまく染まらなくなります
砂を除く掃除が大切です
藍型は、気温が下がるとできなくなります
寒いとまた琉球藍は元気がなくなるからです
沖縄の気候に合ってるんですね(^^)
実はこの時、約1年前の12月初旬なんです
寒くなる前ギリギリの作業でした
わわわ! 空が曇って来ました
亜熱帯沖縄は急に雨が降ることがあります
急いで片付けましたよ
十文字屋呉服店では、琉球紅型の着物や帯の受注制作、お誂えを承っております
皆さまが思っているよりお値段は高くないと思います
お気軽にご相談、ご連絡くださいo(^▽^)o
琉球紅型『藍型』の作業風景
2021.01.30