「琉球藍の首里花倉織」の着尺
逸品です✨
製作者の下田幸子さんは、琉球藍で糸を染めることから始めます。
琉球藍で染め、色の定着、染め、定着を繰り返し
3年もの月日をかけ、深い藍色に染め上げました。
そして、数ある沖縄の織物の中でも最高のものであるとされる「首里花倉織」に織り上げました。
「首里花倉織」は
浮織と絽織の交錯で市松や菱形の文様を織り出すため、高い技術が必要であり
琉球王朝時代には王家御一門しか着用を許されなかった高貴な織物でした。
今でこそ、着尺や帯など織られるようになりましたが
織り手さんにとっては、修行の最終段階でやっと織ることができる最高の技術です。
そして、この着尺は
3年かけて琉球藍で染めた糸を首里花倉織へ織り上げた逸品✨
当店にて本物の琉球藍の深い藍色、精緻な首里花倉織をご覧ください。
※首里花倉織は暑い沖縄で織られた夏衣ですが、袷にして着ることもできます。
『風鈴』 首里花倉織着尺(琉球藍)
2022沖展うるま市長賞
製作: 下田幸子さん(日本の伝統工芸士)
一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会では、経済産業大臣指定の伝統的工芸品の製造に従事されている技術者のなかから、高度の技術・技法を保持する方を「伝統工芸士」として認定しています。
沖縄の染織は、全国的にもとても人気で
着尺などは、都心などに行くと、当店での販売価格より、ウン十万円高くなる事があるそうです。
地方の呉服店は、良いものを持っていますよ(^^)
沖縄の染織は、ぜひ沖縄の呉服店・着物専門店にご相談下さい。
良い物が見つかると思います!