行きましたよ。。昨日。沖縄国立劇場へ
沖縄発 「薪能(たきぎのう)~幽玄への誘い」
幽玄の世界へ誘っていただきました
薪(たきぎ)なので本来なら野外の特設会場でさらに幻想的な世界を感じることができたはずですが
昨日の大雨では、残念ながら屋内会場でした
でも、それでも、約600年の歴史をもつ日本の文化芸術は素晴らしい
海外にも認められ、ユネスコ世界無形文化遺産第1号に認定されているそうです(#^.^#)
初めての経験なので、緊張しました
能の本来の演劇構成はわかりませんが σ(^_^;)
昨日の舞台は 素瑶 狂言 能 の三つの構成
狂言「昆布売」は能の前座の様で
まるで現代のコントのようでした
言ってることは割と分かるし、笑えましたよ上品に
能「土蜘蛛」は能の中でも最もスペクタクルな作品の一つ
源頼光や独武者に千筋の糸をなげかける場面では
会場からも声が上ります
台詞は全て「謡」(うたい)
ナレーション、情景描写をする「地謡」(じうたい)は8人コーラス
伴奏は「囃子」(はやし)で、笛、小鼓、大鼓、太鼓の4種類
世界最古の舞台芸術である「能」は簡単には語れませんが
張りのある声による謡、4種の楽器だけで行う効果音楽
豪華な能装束、無表情の能面
神の国日本に伝わる神秘的な芸術に触れることができて
とても感動しました
ちなみに、十文字屋呉服店の初代「中西惣吉」は「謡」や「仕舞」の大家として大正から昭和にかけて教えていたそうです
そんな関係で鑑賞させて頂いた今回の舞台
とても素晴らしかった~
今日は二日目、晴れてますね
薪焚いて、外で出来るといいですね
狂言師 野村萬斎さんも来るそうですよ
幽玄の世界「薪能」
2013.04.15