首里織の山口良子先生に着尺をお願いしています😊
糸を染める工程を拝見(訪問は初秋です!)
一反分ずつ染めます
経糸と緯糸を色を変えて織るので、それぞれ染めます
沸騰させないように、数十分時々返し
真っ白だった糸が輝くグレーに!
夏の暑い時などは大変な作業です^^;
工房の皆さま、お疲れ様です!
山口工房では、常に春繭からの春糸を使用
春の糸が元気があって艶があって良いですね、と良子先生
また、乾繭(かんけん・保存のために繭を高温で乾燥させ、その後生糸にする)の糸より
生繰り糸(なまくり・乾繭せずに糸にしたもの)の方が強い生命力を感じ、光沢、透明感があって、その上繊細なのです
とても楽しく、愛おしそうに糸を見ながらご説明下さいました😊
一見すると一色なのに
よく見るとその中に、光沢と透明感と他にも色んな色を感じる
そんな繊細で奥深い首里織は細やかで忍耐力のいる作業のおかげでできているのですね
次は織りの工程へ o(^▽^)o